新しいユリが日蘭の希望の架け橋になる! 金メダリスト小平 奈緒選手がユリ産業界へエール!
【駐日オランダ王国大使公邸にてオンラインイベント】
<第一部>ユリ新品種命名式&「Lovelily(ラブリー)プロジェクト」発表会
新型コロナウイルス感染症の影響で、需要が減り行き場を失った切花が大量廃棄されるオランダのニュース映像は、全世界の花産業に衝撃を与えました。イベントやブライダルの中止、葬儀の縮小など、業務で多く使われてきたユリ切花の販売不振は、日本のユリ切花生産に大きな役割を果たしてきたオランダの球根生産販売にも大きく影響しています。駐日オランダ王国大使 ペーター・ファン・デル・フリート閣下自らが、日蘭の希望の架け橋になるよう願いを込め、名付けられたユリの新品種は、エバート ヤン・クライエンブリンク農務参事官より発表されました。オランダ留学がきっかけとなり、世界のトップへと躍進したスピードスケートの小平 奈緒選手を称え「kodaira」と名付けられた球根は、鮮やかなオレンジ色のユリを咲かせます。当日は、小平選手からのビデオメッセージが業界関係者に届けられました。市場のユリ担当者からは、「小平選手が日本代表として世界のレースに参加するようになってから、12年目にして金メダルを手にされたこと、新品種のユリは流通まで11年を要すること、手にするユリが生まれてくる年月の重みを、消費者に伝えていこうと前向きな気持ちになりました」など小平選手からのメッセージに励まされたという声が多く寄せられました。
日本におけるユリ切花販売促進のため、リリープロモーション・ジャパンは、2013年~2017年の「リリーエンジェルプロジェクト」、2018年~2020年の100人の「リリーアンバサダープロジェクト」と続き、2021年からスタートする「Lovelily(ラブリー)プロジェクト」を発表しました。
<第二部>Zoomオンラインセミナー『コロナショックと世界の花産業の現状と日本の花未来展望』を配信
開催概要
【日時】
2020年10月16日(金)
・第一部 14:00~15:00
ユリ新品種命名式&Lovelily(ラブリー)プロジェクト発表会
・第二部 15:10~17:00
Zoomオンラインセミナー
【場所】 駐日オランダ王国大使公邸
【限定配信】 YouTube「百合の花チャンネル」
【第一部 ゲスト】 小平 奈緒選手(録画出演)
【第二部 セミナー講師】エバート・ファンザンテン氏、磯村 信夫氏、蓑口 猛氏
【司会】 日向 雄一郎氏
【主催】 駐日オランダ王国大使館
【後援】 リリープロモーション・ジャパン
【企画・運営】 アイバルブ・ジャパン
小平 奈緒選手
長野県出身のスピードスケート選手。相澤病院(長野県松本市)所属。3歳からスケートを始め、信州大学在籍時代より結城 匡啓コーチに師事する。2010年のバンクーバーオリンピック女子チームパシュートで銀メダルを獲得。2014年より2年間のオランダ留学を経て、2018年の平昌オリンピック女子500mにおいて、オリンピック日本女子スピードスケート史上初となる金メダルを獲得。1000mでも銀メダルを獲得した。国内外の大会で37連勝を記録するなど、第一線で活躍を続けている。
LAユリ
1992年に紹介されたLAハイブリッドの由来は、ロンギフローラム系(L)とアジアティック系(A)との交配種であるためです。
ロンギフローラム系(L)からは「イースター・リリー」としても知られるトランペット状のエレガントで香りの高い強靭な花と切花としての持ちの良さ、そしてアジアティック系(A)からは色彩豊かで暖かな色味と直立した萼(花首を上向きに支えるための、花の外側にある緑色のらせん状の葉)を受け継ぎました。
フレッターデンハーン社(Gebr. Vletter & Den Haan)
世界最大のユリ育種会社
https://www.vletterdenhaan.com/
リリープロモーション・ジャパン
https://www.lily-promotion.jp/