くらうましもきた×ことみどり「リリープロジェクト企画」報告書より
くらうましもきた×ことみどり「リリープロジェクト企画」2021年の活動
ユリ球根の街づくり活用として、さまざまな活動が、くらうましもきた×ことみどり「リリープロジェクト企画」として行われました(活動報告書から)
(企画・実施を終えて)
・ 園芸初⼼者で栽培技術がなくても⽴派な花を咲かせることができ、喜びのメッセージが多く届きユリの魅⼒を伝えることができた。
・ 球根を植え付けてから開花を待ちわびる間の期待と不安、その先に⾒事な⼤輪の花が咲いた時の感動はユリの花の持つ魅⼒だと感じさせられた。
・ 引き続き管理を続けて来年も咲かせたいと花後の管理⽅法についての問い合わせがあり、実施して終わりではなく今後に繋がる機会となった。
・ 栽培期間中インスタグラムで繋がることは、参加者の間に⼀緒に育てているという仲間意識が⽣まれ、楽しく管理を続けてもらえるうえ、咲いた時の喜びも倍増したようでとても良い⼿段であった。
・ 今回実施できなかったエキウエでのリリーアベニュー案実⾏には、花が咲くまでの期間の⾒栄えを想定した植栽コーディネート、約2ヶ⽉間にわたる⽔やりの⼈⼿の確保など検討事項が明確になった。
・ 今後もユリの花の魅⼒を伝えるワークショップや講座を絡めた球根販売などの継続を検討したい。
・ 地域への広がりについては、世⽥⾕区桜および市原市での取り組みを通じて次のような可能性があることを感じた。
① 世⽥⾕区桜
⼾建住宅5世帯が連携した取り組みとなったが、それぞれ道に⾯したところに3~5球程度を植えることでユリの⼩径ができあがった。参加していない世帯からも、素敵な⾵景を⾒て次は参加したいという声があった。
② 市原市I邸
I邸は、ゴルフ場併設のコミュニティのある住宅地にあり、その中でも斜⾯地にあるため、住宅地全体から⽬⽴つ場所にある。その斜⾯地を活⽤して、ユリが⼀⻫に咲くことで、住宅地の⽅々の注⽬を集めた。 Iさんからは、さらにガーデニングを充実させたいという連絡があった。
構想としては、住宅地にはガーデニングクラブが発⾜しており、Iさんの⾃宅だけでなく、住宅地のゲート部分の修景も視野に⼊っているようである。